2008年01月09日

目指せ翻訳家 - 初めの一歩

年賀状に「新しい夢ができました」と書いた。
それはリーガルの翻訳家になること。さらには通訳にも。

きっかけは多分前の事務所で日本語の契約書が修正された箇所を英文契約書に反映させる、という仕事をさせてもらったこと。法律の専門用語の訳し方がわからず、悪戦苦闘したものの、とても面白かった。

それと、今の事務所に入るとき、面接で私の略歴を聞いたOA(オフィスマネージャー)が、「それなら翻訳をやってみない?」と言ってくれたこと。勤務初日に翻訳のテストを受けさせてくれて、合格。結局まだ実務経験がないから&私としても朝から働くのは無理があるから、ということでその話は流れたが、漠然と翻訳を今後の仕事にしたい、という思いは残った。

年末、以前から気になっていた日本最大の翻訳家ネットワーク「アメリア」に入会。年始にパスワードが届き、早速チェック。ボランティア翻訳に登録し、仕事も一つ応募してみた。

1/7にトライアルの英文が届く。「英語を逐語的に訳すのではなく、日本語として読みやすく、説得力のある文章に」という指示がついていた。一つは広告、一つはインタビューの文章で、短いものではあるが日本語としてスムーズに読めるものにするため頭をひねる。夜に返送するも次の日あっさり不合格。早々都合よく行くはずなく、また他のアメリア会員さんの話を読んでも「初めは不合格ばかりだが…。」ということだったのだが、ここは初心者の強気というかずうずうしいというか、どこがいけなかったのかまったくわからず、「どうぞ不合格の理由を駆け出しのかの字にも至らない翻訳家志願者に教えてください。」とメールを出す。

そして今日の朝、電話がなる。
「O社のOですが。」
なんと、担当者(そして代表取締役)自ら電話をくれたのだ。
メールに返信しようとしたが電話のほうが早いと思って電話したとのこと、訳文を手元にプリントアウトしてかけ直してくれと言われる。
あわてて準備をして電話。
「こんな風にアドバイスしてあげても私には何の得にもならないんだけどね。」と言いつつ、30分もびっちりアドバイスをくれた。訳文は赤だらけである。
訳が論理的でない、日本語の感性が足りない、ものすごくうるさい他人の目で訳文を読み返しなさい、など自分では気がつかなかったポイントを次々指摘され、どれも納得できるものばかり。
「ここまでしてあげたんだから、再提出しなさい。」と言われてははーとばかりに頭を下げる。

ああ、なんて素敵な人だろう。
ほんとにその人には何のメリットもないのに、見ず知らずの私に明快な道筋をくれて。

涙が出るほどうれしかった。私の翻訳家への道はすばらしい第一歩になった。

Oさんの指示に従い赤をいれた原文は、きちんとカラーコピーをとり、永久保存版となった。
posted by marimari at 00:00| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。