2008年10月15日

自分が何を残せるか、ということ

10ヶ月ぶりのブログである。
この間に何があったかはおいおい書くとする。相変わらず派遣ではあるものの、今は大手外資系証券会社で働いている。

何度も中断するブログを再度書こうと思ったきっかけは友人であるミュージシャンの言葉であった。
彼は比較的安定した収入をもたらしてくれるバンド、いわゆる箱バンを辞めようと考えている。
「今の演奏を続けていても残せるものが何も無い。僕は自分の作品を残したいんだ。」

彼は自由人である。結婚もしていない。子供も欲しくない。そして箱バンをやめ、月収10万円台の生活になることを厭わないそうだ。

彼のことを割と尊敬している私はいつも彼の言った言葉を考えてしまう。
私には何が残せるだろう・・・。30代後半、夫無し、当然子供無し、高収入無し・・・。
金融機関で総合職として働き、得ていたそれなりの収入や地位は、病気でつまずき、失ってしまった。7年かけてやっと回復し、何とか人並みに働けるようになったものの、失った人生は取り戻せない。ただのサラリーマンでしかなかった私にできることはあるだろうか?

そのとき読んでいた小説に答えを求めた。主人公である青年は幼い頃に亡くなったおばあちゃんの思い出を捨てず、おばあちゃんの日記を繰り返し読んでは読んでは彼女を思い描いていた。彼の中で「亡くなったおばあちゃん」は生きていたのである。

私も日記を残そうと思った。将来、私が生きていた証はなくなってしまうかもしれない。でもネットの中に浮かんだ私の日記は、もしかしたら子孫か、遠縁の親族か、親友の子供か誰かが発見して読んでくれるかもしれない。そのとき私はもう一度生き返る。

何か、生きてきた証を・・・。
posted by marimari at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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